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宇宙人と俺の夏。
中学の頃に、海岸に宇宙人の死体が
上がっていた のを発見した。
と思った。
そりゃ驚いたさ！
ピンク色でツルツルの肌、
でかい目、
とがった耳、
こ・・・これは・・・・・・！！！
その時、俺の頭の中で輪転機が回っていた。
「男子中学生、砂浜にて宇宙人の遺体発見！！」
新聞でインタビューされたらどうしようなどと
考えつつも、 やはり死体。
恐いんで恐る恐る近づいた。
近づくと、何だかそれは小さい生き物だった。
「あれ？ひょっとして赤ん坊の死体か！？」
恐る恐る凝視してみる。
・・・・・ネコの死体だった・・・・。
どうやらおぼれたネコが、何らかの理由で
脱毛状態になっている物だった・・・・。
その昔、親父が
「台風の日に河童を見た事が有る」
という事だったんだが・・・・・・、
「何年後かに友達の家で同じ形の置物を見てな・・・。」
と言うのが有ったが・・・・。
「血」だな！コレは！！！！！
悔しくなんか無いぜ！！！
「父ちゃん見なよ！真っ赤な血だよ！！」
「おお～真っ赤だなぁ～～～」
砂袋が硬ッッッッッッッたいんじゃ！！！！！
